Windows 11に向けたBIOS設定とUEFIモードへの移行方法

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Windows 11のインストールを進める際に、UEFIモードの設定やMBRからGPTへの変換が必要となる場合があります。特にセキュアブートの有効化に関してつまずくことがあるので、この記事ではその確認方法や、BIOS設定の変更方法について詳しく解説します。

UEFIモードとは?

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)モードは、BIOS(Basic Input/Output System)モードの後継として登場した新しい起動方式です。UEFIは、より高速な起動や大容量のドライブへの対応、セキュリティ強化など、BIOSよりも多くの利点を提供します。

BIOSモードをUEFIに変更するための準備

BIOSからUEFIモードに切り替えるには、主に以下の準備が必要です。

  • ストレージのGPTへの変換:MBR(Master Boot Record)形式でディスクがフォーマットされている場合、UEFIモードでブートするためには、GPT(GUID Partition Table)形式に変更する必要があります。
  • セキュアブートを有効にする:セキュアブートは、UEFIモードで動作するために必要です。これを有効にすることで、OSのブート時に不正な操作を防ぐことができます。
  • CSM(Compatibility Support Module)の無効化:CSMはレガシーブートをサポートするためのオプションであり、UEFIモードを使用するためには無効にする必要があります。

UEFIモードに対応しているか確認する方法

UEFIモードに対応しているか確認するには、以下の方法を試してみましょう。

  • ディスクの確認:Windowsの「ディスクの管理」を開き、ディスクを右クリックして「プロパティ」を選択します。そこから「ボリューム」タブを開き、「パーティションスタイル」が「GUIDパーティションテーブル(GPT)」であることを確認します。
  • システム情報の確認:「msinfo32」を検索して「システム情報」を開き、右側の「BIOSモード」が「UEFI」と表示されていれば、UEFIモードで動作しています。

MBRからGPTへの変換方法

MBRからGPTに変換する方法には、Windowsの「ディスクの管理」や「コマンドプロンプト」を使用する方法があります。コマンドプロンプトでは、以下のコマンドを使って変換できます。

mbr2gpt /convert

このコマンドを実行することで、ディスクをGPT形式に変換できます。ただし、データが消失する可能性があるため、バックアップを取ってから行ってください。

まとめ

Windows 11のインストールに向けた準備として、BIOSモードをUEFIに変更し、セキュアブートを有効にすることが重要です。UEFIモードに対応しているかの確認方法や、MBRからGPTへの変換方法を理解して、必要な設定を行いましょう。

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