富士通のLinkExpressを使用して、メインフレームとWindowsサーバー間でデータを送受信する際に発生するエラー「COND CODE 0012」に関する問題の解決方法を解説します。特に、ホスト側でエラーが発生するケースに焦点を当て、設定や確認方法を詳細に説明します。
「COND CODE 0012」エラーの概要と発生原因
「COND CODE 0012」は、LinkExpressでデータの送受信時に発生するエラーコードの一つです。このエラーは、通常、ホスト側でデータ受信の設定に問題がある場合に発生します。エラーの原因としては、データセットの設定ミス、ファイル名の誤り、またはバージョン間の互換性に関連した設定の不備が考えられます。
具体的には、サーバー側が正常にデータを送信し、ホスト側が受け取る際に、ホストのデータセットや設定に何らかの問題が生じている場合にこのエラーが表示されます。例えば、ホスト側で用意した「DUMMY(空ファイル)」が正しく設定されていない場合や、ファイルの名前やパスが一致しない場合に発生することがよくあります。
ホスト側の設定確認
まず、ホスト側の設定を確認することが重要です。特に以下の点を確認しましょう。
- データセットの設定: 「DUMMYファイル」が空であっても、そのデータセットが正しく設定されているか確認してください。ファイル名やパスに間違いがないか、また適切な権限が付与されているかも確認します。
- ファイル名の一致: サーバーから送信されるデータと、ホスト側で受信するデータセットのファイル名が一致しているか確認してください。ファイル名が異なると、受信エラーが発生します。
- バージョンの互換性: サーバーとホストのバージョンが互換性を持っているか確認することも重要です。Windows Server 2022にバージョンアップしたことによって、設定が変更されている可能性もあります。
サーバー側の確認ポイント
次に、サーバー側の設定も確認します。以下の点を確認しましょう。
- 接続設定: LinkExpressの接続設定に問題がないかを確認します。特に、送信先のIPアドレスやポート番号が正しく設定されていることを確認してください。
- データの整合性: 送信するデータにエラーや不整合がないか確認します。データに欠落があると、ホスト側で受信できないことがあります。
- 送信ファイルの形式: サーバーから送信するファイルの形式が、ホスト側で受け入れ可能な形式かを確認してください。ファイルの形式が合わないと、受信エラーが発生します。
ログとトレースの活用
エラー発生時には、LinkExpressのログやトレース機能を活用することで、詳細なエラー情報を確認できます。ログファイルを調べることで、どの時点でエラーが発生したかを特定できるため、迅速に問題を解決できます。
特に、LinkExpressのトレース機能を有効にして、通信の詳細なデータを確認することをお勧めします。これにより、通信プロセスの中で問題が発生している場所を特定できることがあります。
まとめ
「COND CODE 0012」エラーは、ホスト側とサーバー側の設定不備によって発生することが多いです。エラーを解決するためには、ホスト側のデータセット設定やファイル名、サーバー側の接続設定やデータ形式の確認が重要です。また、LinkExpressのログやトレース機能を活用することで、エラー発生の詳細を確認し、迅速に対処することができます。これらのポイントを確認し、適切に設定を調整することで、データ送受信の問題を解決しましょう。


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