CLIP STUDIO(クリスタ)で描いた作品の制作過程を振り返る方法には、いくつかの選択肢があります。タイムラプスやヒストリー機能を使う方法は広く知られていますが、それ以外にも工夫次第で作業の進行を記録することができます。この記事では、クリスタでの作業記録方法について詳しく解説します。
1. タイムラプスの使用
タイムラプスは、作業の過程を短縮した映像として記録する機能です。これを使うことで、描き始めから完成までの全てのプロセスを視覚的に確認することができます。しかし、タイムラプスは録画を開始してからの過程を記録するため、事前に録画を始めておかないと後から過去の作業を見ることはできません。
2. ヒストリー機能の活用
CLIP STUDIOには、最大200件までの操作履歴を記録するヒストリー機能があります。これを使えば、過去に行った操作を逆順に遡って確認でき、ある程度の作業履歴を追うことが可能です。しかし、ヒストリーはファイルが保存された時点から記録が始まるため、すべての作業過程を追うことができるわけではありません。
3. 作業過程を後から振り返る方法
タイムラプスやヒストリー機能以外で、後から作業過程を振り返るためには、作業を途中で保存することが重要です。例えば、クリスタで定期的に「.clip」ファイルを保存し、異なるバージョンとして管理することで、作業を時系列で追うことができます。
4. 自動録画機能と他のツールを使う
他のソフトやツールを利用することで、CLIP STUDIO内での作業を記録することも可能です。例えば、OBS Studioなどの画面録画ソフトを使って、作業中の画面を録画しておく方法があります。これにより、過去の作業内容を動画として確認できます。
5. まとめ
CLIP STUDIOでは、タイムラプスやヒストリー機能を活用することで作業の進行を確認できますが、完璧に記録するためには録画を開始する前に設定しておく必要があります。また、後から作業を振り返りたい場合は、手動で保存したり、録画ツールを使う方法が有効です。作業の記録方法を工夫することで、より効率的に進行状況を確認できます。
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