Excelのスライサーを使ってデータを年別に絞り込みたいときに、全ての結果が表示されない場合があります。この問題は、セルの書式設定やスライサーの設定に起因していることがよくあります。この記事では、スライサーを正しく設定して年別のデータを表示する方法を解説します。
1. スライサーが年別データを表示しない原因
スライサーで年別データを絞り込む際に、すべての結果が表示されない原因として考えられるのは、データの書式設定に問題があることです。特に、セルの書式設定が正しくない場合、スライサーがデータを認識できずに絞り込みが機能しないことがあります。
2. 年別データの書式設定を確認する
スライサーを使う前に、まずデータが正しく「年」形式で表示されていることを確認しましょう。以下の手順で確認・修正できます。
- 該当するセル(例えば、年を表示している列)を選択します。
- 右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
- 「日付」カテゴリーを選択し、表示形式を「yyyy」(年のみ)に設定します。
これで、データが「年」形式で統一され、スライサーが正しく機能するようになります。
3. スライサーを設定する
次に、スライサーを設定して年別にデータを絞り込む方法を説明します。
- スライサーを追加するには、ピボットテーブルを選択し、「挿入」タブから「スライサー」を選びます。
- 「フィールドの選択」ウィンドウで「年」列を選び、OKをクリックします。
- これでスライサーが作成され、年別にデータを絞り込むことができます。
スライサーが正しく設定されると、データが年別に絞り込まれ、簡単に年ごとの分析が可能になります。
4. まとめ
Excelでスライサーを使って年別データを表示させるためには、データの書式設定が正しく行われていることが重要です。「yyyy」形式で年を表示し、スライサーを設定すれば、簡単に年別のデータを絞り込むことができます。この手順を試して、問題を解決しましょう。


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