Excelでセルや範囲に点線の枠が表示されている場合、それを消す方法について説明します。この点線は、セルの選択状態や特定のフォーマットによって表示されることがありますが、適切な手順で簡単に消すことができます。
1. 点線の枠が表示される原因
まず、Excelで点線が表示される原因としては、セルを選択したときの「選択境界線」や、ページ設定で設定された印刷範囲などがあります。これらの点線は、印刷プレビューやシートの編集中にのみ表示され、実際には印刷されません。
2. 「印刷範囲」の設定を確認する
点線の枠が印刷範囲に関連している場合があります。この場合、次の手順で設定を解除できます。
- 「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 「印刷範囲」グループにある「印刷範囲のクリア」をクリックします。
これで印刷範囲が解除され、点線が消えることがあります。
3. 「選択境界線」を消す方法
選択したセルの周りに点線が表示されている場合、その点線は「選択境界線」です。これを消すには、特に設定を変更する必要はありません。単に別のセルを選択することで点線は消えます。
もし点線がセルの選択状態で残り続ける場合は、シートを保存して閉じ、再度開くことで問題が解決することがあります。
4. その他の方法
もし上記の方法で点線が消えない場合、次の手順を試してみてください。
- Excelを再起動する。
- 新しいシートを作成して、同じファイル内で確認する。
- シートを印刷プレビューで確認し、表示設定を調整する。
まとめ
Excelで表示される点線の枠は、印刷範囲や選択境界線が原因であることが多いです。適切な設定を確認して解除することで、問題を解決できます。もし問題が解決しない場合は、Excelの再起動や新しいシートでの確認を試みてください。


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