FinalCutProを使用している際に、「AudioUnitを検証中」と表示され、その後プラグインの互換性の警告が出てから起動するという問題に直面することがあります。このような場合、音に関するプラグインが不要な場合やFinalCutProでは使用しない場合、プラグインの読み込みを無効にする方法を知っておくと便利です。この記事では、FinalCutProでAudioUnitプラグインを無効にする方法について解説します。
FinalCutProでのAudioUnitプラグインの問題
FinalCutProでは、音声編集に関するプラグインとしてAudioUnitが読み込まれることがあります。しかし、音編集に関するプラグインを使用しない場合や、他の方法で音を管理したい場合、これらのプラグインが自動的に読み込まれないようにすることが求められることがあります。
プラグインが読み込まれない場合、FinalCutProの起動に時間がかかり、互換性のないプラグインの警告が表示されることがあります。これを回避するためには、プラグインの管理を行い、不要なプラグインを無効にする必要があります。
AudioUnitプラグインを無効にする方法
FinalCutProでAudioUnitプラグインを無効にする方法は、システム設定を変更することによって実現できます。以下の手順で無効化できます。
- Macの「アプリケーション」フォルダから「Audio MIDI設定」を開きます。
- 「AudioUnit」タブを選択し、リストに表示されている不要なプラグインを選びます。
- 選択したプラグインの右側にある「無効化」ボタンをクリックします。
これで、FinalCutProで音声編集の際に不要なAudioUnitプラグインが読み込まれなくなり、プラグインの互換性警告も回避することができます。
FinalCutProのプラグインの管理設定
また、FinalCutPro内で直接プラグインの管理を行うこともできます。FinalCutProでは、使用するプラグインを明示的に有効化または無効化するオプションがあるため、以下の手順を試してみてください。
- FinalCutProを起動し、メニューから「Final Cut Pro」→「設定」を選択します。
- 「プラグイン」タブに移動し、不要なプラグインを無効化するチェックボックスをオフにします。
- 設定を保存し、FinalCutProを再起動します。
これにより、FinalCutPro内で必要なプラグインのみが読み込まれるようになり、不要なプラグインによる遅延を避けることができます。
音声編集に必要なプラグインのみを使用する
音声編集を行わない場合でも、FinalCutProでは映像編集に必要な他のプラグインがあるかもしれません。音声編集に関連するプラグインを無効化した後でも、映像編集に必要なプラグインが正常に動作するか確認することが重要です。
不要なプラグインを無効化することで、FinalCutProの起動が速くなり、不要な警告が表示されなくなります。また、必要なプラグインだけを使うことで作業効率も向上します。
まとめ:FinalCutProで音編集プラグインを無効にする方法
FinalCutProで音編集に関するプラグインが不要な場合、AudioUnitプラグインを無効にすることで、互換性の警告や起動遅延を解消できます。システム設定やFinalCutPro内のプラグイン管理機能を活用し、必要なプラグインだけを読み込むように設定することで、スムーズな作業環境が整います。


コメント
“Macの「アプリケーション」フォルダから「Audio MIDI設定」を開きます。
「AudioUnit」タブを選択し、”
とありますが,AudioUnitタブというものが表示されておらず,また,
“・FinalCutProを起動し、メニューから「Final Cut Pro」→「設定」を選択します。
・「プラグイン」タブに移動し、”
とありますが,fcpxの設定にプラグインタブも表示されていない場合はどうすればよろしいでしょうか.
OSはSonoma14.5ですがOSの問題でしょうか?