Visual Studio Code (VSC) を使用している際に、突然ターミナルで「*」を入力した後に新しいVSCが立ち上がる問題に直面したことはありませんか？このような現象は初心者には少し混乱することがありますが、実際には設定やショートカットに関連した問題です。本記事では、VSCが予期せず立ち上がる原因とその解決方法について解説します。
1. VSCの設定を確認する
まず最初に、VSCの設定ファイル（settings.json）を確認しましょう。場合によっては、特定のショートカットや設定がトリガーとなっていることがあります。設定を変更することで、この問題を解決できる場合があります。具体的には、ターミナルを呼び出すショートカットや、外部コマンドの設定を見直すことが重要です。
2. VSCの拡張機能を確認する
VSCにインストールしている拡張機能が原因となっている場合もあります。特に、ターミナルやコマンドライン関連の拡張機能は、その動作に影響を与えることがあります。拡張機能を一つずつ無効にして、問題の原因を特定することをお勧めします。特定の拡張機能が原因であれば、その拡張機能をアップデートするか、他の類似の拡張機能を試すことが解決策となります。
3. ショートカットキーの設定を見直す
VSCでは、ショートカットキーを自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。ターミナルを起動するショートカットが意図せず設定されている場合、別のキーを割り当てることで問題を解決できます。ショートカット設定は「File」メニューから「Preferences」を選択し、「Keyboard Shortcuts」を選ぶことで確認できます。
4. ターミナル設定の見直し
VSC内のターミナルが予期せず起動する原因として、ターミナルの設定も考えられます。ターミナルが自動的に開くように設定されていないかを確認し、不要な設定を無効にすることで、問題を解消できます。ターミナル設定を開くには、VSCの設定（settings.json）から「terminal.integrated.shellArgs」を探し、必要に応じて設定を変更してください。
5. VSCのアップデート
VSCのバージョンにバグが含まれている場合もあります。その場合は、VSCを最新版にアップデートすることをお勧めします。アップデートによって、既知の問題が解決されていることがあります。また、VSCの公式リリースノートにて、バグ修正や新機能を確認することも有用です。
まとめ
VSCで予期せず新しいウィンドウが立ち上がる問題は、設定や拡張機能、ショートカットの設定ミスが原因であることが多いです。設定を見直し、必要な修正を加えることで、この問題を解決できます。また、問題が解決しない場合は、VSCのサポートフォーラムやアップデートを確認することも重要です。
コメント