PowerDirector 365(サブスクリプション版)を使用して、動画内に写り込んだ車のナンバープレートに自動でモザイクをかける方法について解説します。顔ボカシのように、自動追跡機能を使って車のナンバープレートにもモザイクをかけることができるので、これを実現する手順を詳しく説明します。
PowerDirector 365で自動追跡機能を使ったモザイク処理
PowerDirector 365には、自動追跡機能を使って特定のオブジェクトにモザイクをかける機能があります。この機能は、動画内で特定の顔やオブジェクトを追跡して、その周囲にボカシを入れることができます。顔ボカシ機能は非常に便利で、同じ方法で車のナンバープレートにもモザイクをかけることができます。
まず、動画内のナンバープレートを手動で選択し、その後、追跡ツールを使ってナンバープレートを追いかける設定を行います。自動追跡機能が正しく働けば、ナンバープレートが映るたびに自動的にモザイクが適用されます。
ナンバープレートにモザイクをかけるための手順
以下の手順で、PowerDirector 365を使用して車のナンバープレートにモザイクをかけることができます。
- ステップ1:PowerDirector 365を開き、動画をタイムラインにドラッグします。
- ステップ2:動画内でモザイクをかけたいナンバープレートの位置にカットを入れます。
- ステップ3:「エフェクト」タブを開き、「モザイク」を選択します。モザイクを選択したら、対象のナンバープレートに適用します。
- ステップ4:「オブジェクト追跡」を選択し、ナンバープレートの位置を指定します。PowerDirectorは自動でナンバープレートを追跡し、モザイクを動かして適用します。
自動追跡機能の調整方法
自動追跡機能を使用する際に重要なのは、追跡対象をしっかりと設定することです。ナンバープレートが動く場合でも、PowerDirectorはその動きを追跡してモザイクを適用します。しかし、カメラの動きや車の速さによっては、追跡がうまくいかない場合もあります。
その場合、追跡範囲を手動で調整し、モザイクの範囲や位置を細かく設定することができます。追跡機能の精度を高めるために、ナンバープレートが画面内で目立つシーンを選ぶと良いでしょう。
モザイク処理の設定をカスタマイズする
PowerDirector 365では、モザイクの強さや形状、サイズをカスタマイズすることができます。モザイクの強さを調整することで、ナンバープレートを見えにくくする度合いをコントロールできます。
例えば、強いモザイクをかけると、ナンバープレートの数字や文字がほとんど読めなくなり、弱いモザイクにすると、少しだけぼやけて見える程度になります。使用目的に応じてモザイクの強さを調整しましょう。
まとめ
PowerDirector 365を使用すれば、動画内の車のナンバープレートに自動でモザイクをかけることができます。自動追跡機能を使うことで、ナンバープレートの動きに合わせてモザイクを適用することができ、簡単にプライバシーを守ることができます。モザイクの強さや範囲を調整することで、さらに細かいカスタマイズが可能です。これらの機能を活用して、動画編集をより効果的に行いましょう。


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