BRICSCADの表題欄作成と編集方法について

CAD

BRICSCADを使っている初心者の方向けに、レイアウトごとの表題欄作成方法と既存の表題欄の編集方法について解説します。質問者の悩みであるレイアウト上での表題欄作成や編集できない状態の問題を解決するための方法を説明します。

1. BRICSCADでレイアウトごとの表題欄を作成する方法

BRICSCADでレイアウトごとに表題欄を作成する方法は、モデル空間に表示されないように設定することが重要です。通常、レイアウトを作成すると、その内容がモデル空間にも反映されてしまいますが、以下の手順を試すとレイアウトにのみ表題欄を表示できます。

  • まず、「レイアウト」タブを選択し、新しいレイアウトを作成します。
  • 「挿入」から「テキスト」を選び、表題欄を作成します。
  • 表題欄を作成後、そのオブジェクトを選択して、プロパティで「レイヤー」を設定し、モデル空間には表示されないようにします。
  • レイアウトタブ上で表示される表題欄が、モデル空間に反映されないように確認してください。

これで、レイアウトごとの表題欄が作成でき、モデル空間には影響を与えません。

2. 既存の表題欄を編集できない理由と解決策

既存の表題欄が編集できない場合、いくつかの理由が考えられます。ダブルクリックしても編集状態にならないのは、対象の表題欄がブロック化されていないか、ロックされている可能性があります。以下の方法で確認と修正を行いましょう。

  • まず、その表題欄が「ブロック」オブジェクトとして定義されているかを確認します。もしブロックオブジェクトでない場合、そのテキストを再度編集可能な状態にします。
  • 「プロパティ」パレットを開き、選択した表題欄がロックされていないか確認します。ロックされている場合は、解除して編集可能にします。
  • 編集後、再度ブロック化することで、次回から簡単に編集できるようにできます。

この方法で、編集できるようになるはずです。

3. 他の編集方法を試す

上記の方法がうまくいかない場合、BRICSCADのコマンドやツールを使用して、表題欄の編集を試みることができます。

  • 「EXPLODE」コマンドを使い、ブロックを解除してから編集します。
  • 「BLOCK」コマンドで新たにブロックを作成し、再配置することで、必要な部分を自由に編集できるようになります。

これらの方法で、作業の効率を上げることができます。

4. まとめと注意点

BRICSCADでの表題欄作成と編集は、設定やコマンドを使いこなすことでスムーズに行えます。レイアウトごとの表題欄の作成方法や、既存の表題欄の編集方法に関する基本的な操作を理解しておくと便利です。また、編集できない場合は、オブジェクトがロックされていないか、ブロック化されているかを確認しましょう。

もしこれらの方法で解決しない場合は、BRICSCADのサポートに問い合わせてみるのも良いでしょう。

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