VRoid Studioで作ったキャラクターをUnreal Engineで動かす方法について、詳細に解説します。このガイドでは、VRoid Studioのエクスポートから、Unreal Engineでのインポート、さらにキャラクターを実際に動かすための手順まで、順を追って説明します。
VRoid Studioのキャラクターをエクスポートする方法
まず最初に、VRoid Studioで作成したキャラクターをUnreal Engineで使用できる形式にエクスポートする必要があります。VRoid Studioからのエクスポート方法は簡単です。以下の手順に従ってください。
- VRoid Studioを開き、エクスポートしたいキャラクターを選択
- 右上の「エクスポート」ボタンをクリック
- 「VRM形式」でエクスポートを選択
- エクスポートしたVRMファイルを保存
VRM形式でエクスポートすることで、Unreal Engineにインポートする準備が整いました。
Unreal EngineでVRoidキャラクターをインポートする方法
次に、VRoid StudioでエクスポートしたVRMファイルをUnreal Engineにインポートします。この手順には、VRMファイルをUnreal Engineが認識できる形式に変換するためのプラグインが必要です。
Unreal EngineでVRMファイルを読み込むためには、「VRM Importer」というプラグインを使用します。このプラグインをインストールする手順は以下の通りです。
- Unreal Engineを起動し、プロジェクトを開く
- 「Edit」メニューから「Plugins」を選択
- 検索ボックスに「VRM Importer」と入力し、プラグインを有効化
- プラグインを有効にした後、Unreal Engineを再起動
これで、VRMファイルをインポートする準備が整いました。
VRMファイルをUnreal Engineにインポートする
VRM Importerプラグインをインストールしたら、次は実際にVRMファイルをインポートします。手順は次の通りです。
- 「Content Browser」内で右クリックし、「Import to /Game」を選択
- 保存したVRMファイルを選択し、インポート
- インポートの設定を調整(必要に応じて)
これで、VRoid Studioで作成したキャラクターがUnreal Engineにインポートされました。
キャラクターをUnreal Engineで動かす方法
キャラクターがインポートされたら、次にキャラクターをUnreal Engine内で動かすための設定を行います。ここでは、基本的なアニメーション設定を行い、キャラクターが実際に動くようにします。
以下は、基本的なアニメーション設定の手順です。
- インポートしたキャラクターを選択し、「Skeleton」オプションを確認
- 「Animation」タブから、適切なアニメーションを選択
- 必要に応じて、アニメーションブループリントを作成し、キャラクターにアニメーションを適用
これで、VRoid Studioで作成したキャラクターがUnreal Engine内で動く準備が整いました。
まとめ
VRoid Studioで作成したキャラクターをUnreal Engineで動かすには、VRM形式でエクスポートし、Unreal Engineにインポートした後、アニメーションの設定を行う必要があります。手順を順を追って行うことで、キャラクターをスムーズにUnreal Engineで使用することができます。


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