OBSでスマホカメラを使って手元を映す方法:ミラーリングソフトを使わない手段

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OBSでスマホカメラを使って手元を映すには、通常はミラーリングソフトを使用することが多いですが、ミラーリングソフト以外にもいくつかの方法があります。この記事では、ミラーリングソフトを使わずにスマホカメラをOBSで使用する方法について解説します。

OBSでスマホカメラを直接利用する方法

OBS(Open Broadcaster Software)は、主にPCの画面やカメラを配信するためのツールですが、スマホカメラを利用して手元を映すためにも活用できます。ミラーリングソフトを使わずに、スマホをOBSで映すための方法として、以下の方法が考えられます。

1. NDI (Network Device Interface) を使う

NDIを利用することで、スマホをネットワーク経由でPCに接続して、スマホのカメラ映像をOBSに取り込むことができます。スマホに「NDI HX Camera」というアプリをインストールし、PCに「NDI Tools」をインストールすれば、スマホの映像をWi-Fiを使ってOBSに送信することができます。

NDIを使うと、カメラ映像をPCに直接取り込むことができるため、ミラーリングソフトを使わずにスマホの映像をOBSで使うことができます。

2. スマホとPCをUSB接続する

USB接続を使ってスマホのカメラ映像をPCに取り込む方法もあります。例えば、スマホのカメラ映像をPCにUSB経由で映し出すためには、専用のアプリケーションを利用することができます。「EpocCam」や「iVCam」などのアプリを使用することで、スマホをウェブカメラとしてPCに接続し、OBSに映像を取り込むことが可能です。

これらのアプリは、スマホとPCをUSB接続するだけで、すぐにOBSに映像を送信できるため、安定した映像を提供します。

手元の映像をスムーズに配信するための設定

手元を映すためには、映像の遅延が少ないことが重要です。Wi-FiやUSB接続を使用する場合、映像の遅延が発生することがありますが、いくつかの設定でその遅延を最小限に抑えることができます。

1. 解像度とフレームレートの設定

手元を映す際、解像度やフレームレートを適切に設定することで、スムーズな映像を提供できます。OBSでの設定を見直し、解像度は720pや1080pに設定し、フレームレートは30fpsまたは60fpsに設定することをおすすめします。これにより、動きが滑らかに映ります。

2. カメラアングルと位置の調整

手元の映像をよりきれいに映すためには、カメラのアングルや位置を調整することが重要です。スマホのカメラを手元に近づけすぎると、手元が切れてしまうことがあります。カメラの位置を適切に調整し、手元全体が画面に収まるようにしましょう。

おすすめのアプリやツール

スマホを使った配信を快適にするためのアプリやツールがあります。これらを活用することで、より簡単に手元を映し、配信を行うことができます。

1. NDI HX Camera

NDI HX Cameraは、スマホをネットワークカメラとしてPCに接続できるアプリです。これを使用することで、ワイヤレスでスマホのカメラ映像をOBSに取り込むことができます。

2. EpocCam

EpocCamは、スマホをウェブカメラとしてPCに接続するためのアプリです。USB接続を使って、簡単にOBSに映像を送ることができます。安定した接続が可能なので、手元の映像にも適しています。

まとめ

OBSでスマホカメラを使って手元を映すためには、ミラーリングソフトを使わずに、NDIやUSB接続を利用する方法があります。これにより、スマホのカメラ映像をPCに取り込み、手元をスムーズに映すことができます。また、適切な設定やアングル調整を行うことで、さらに効果的に手元の映像を配信することが可能です。

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