Illustratorで画像を挿入すると、画像の周りに青い枠が表示されることがあります。この枠は通常、テキストフレームの枠であり、画像自体のサイズとは異なる場合があります。今回は、画像のサイズをテキストフレームの枠ではなく、画像そのもののサイズに合わせる方法について解説します。
1. 画像を選択し、枠のサイズを調整する
画像を選択した状態で、青い枠が画像の周りに表示されます。この青い枠は、画像が挿入されている枠線のようなもので、実際の画像サイズではありません。
画像自体のサイズに合わせるためには、画像を選択し、枠のハンドルをドラッグして画像の縦横比を調整します。また、画像のサイズを「リンク解除」で直接調整する方法もあります。
2. 画像のトリミングを行う
もし画像が不必要に大きすぎる場合、トリミングして余分な部分を削除することもできます。画像を選択した状態で、メニューバーの「オブジェクト」>「パス」>「パスのアウトラインを作成」を選択し、画像をトリミングすることが可能です。
3. テキストフレームの枠を無効にする方法
画像の周りに表示される青い枠が気になる場合、この枠を無効にすることもできます。画像を選択し、右クリックから「リンクを解除」を選ぶと、枠線を削除でき、画像のサイズのみが表示されます。
4. 背景透過画像の場合の注意点
背景透過された画像を使う場合も同様の方法でサイズを調整しますが、透過部分のピクセルを意識してトリミングを行うことが重要です。透過部分に何も描画されていない領域があれば、その部分を削除して画像サイズを調整することで、より正確に画像のサイズを設定できます。
まとめ
Illustratorで画像サイズを正確に調整するためには、画像の枠線を無効にするか、トリミングを行い、サイズを手動で調整する方法があります。これにより、テキストフレームの枠に依存することなく、画像自体のサイズに合わせて作業を進めることができます。


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